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CD評ーMOSTLY11月号他

■月刊ぶらあぼ CD紹介より

今年は仏バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモーの没後250年。崎川は80年に及ぶ長い生涯に残した膨大な鍵盤楽器のための佳品から22曲を選りすぐった。その上で、レプリカではなく名工クリスティアン・クロルにより、1776年に製作されたオリジナルのクラヴサンを駆って録音。歴史 的な楽器だからと腫れ物のような扱いをせず、真正面から対峙し、時に底鳴りのする分厚い響きからヴィンテージ・ワインのごとき滋味を引き出してみ せる。名器の豊かな美音を縦糸、弾き手の深い音楽への愛情を横糸に紡がれる絶妙のハーモニー。記念の年に相応しい一枚に仕上がった。
(寺西 肇)

■MOSTLY CLASSIC 11月号

「気品ある音のチェンバロと作為を感じない演奏」
日本の主導的チェンバロ奏者の一人の新作はラモーのアンソロジー。3つの曲集から21編の小品を収録。クリスティアン・クロル、1776年作の楽器(気品のある音がする)によるフランスでの録音。崎川は繊細な タッチによる緩急の絶妙な操作をすることで、豊かな柔軟性をもつリズム造形を可能にしている。だが、技巧的な曲を含めて、作為性は微塵も感じさせ ずに、楽器の音と同様に常に気品が失われない。全曲録音を望みたいところだ。
(安田和信)


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